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  1. 箇条書き項目2月の夜更け、ふと目覚めると那須の空は晴れ渡っていました。眠りにつくころは、すっかり曇っていたのに...
    星達を見るとまったく瞬いていない。これはすばらしいシーイングかもしれない。すぐにドームを開けて撮影を開始。10分、20分が経ち、ダウンロードされた画像を見て驚いた。すばらしい解像度! これはすごい画像になるかもしれないと確信。こういう時って鳥肌が立ちますね(笑)。一ヶ月間、同じターゲットを毎晩チェックし、やっとたどり着いた好条件でした。

  2. 箇条書き項目この作品は、記念碑的作品です。天文ガイドに初投稿で、なんと最優秀賞を貰ってしまいました。
    はじめて満足の得られる解像度を得られた作品でもあります。しかし、このころは2x2ビニングで撮ってあります。1x1ビニングを生かすシーイングは得られないだろうから、なるべく撮影時間を短縮したいという気持ちがあったからです。しかも、RGB画像は、3x3ビニングなので、この解像度の差がハローとなって出てしまっています。
    画像処理に関しては教科書どおりのことしかしていません。LRGB処理を行い、その後、DDP、同時に輪郭強調をかけています。ちょっと変わっているのは、LRGB合成の後にDDPを行っていることでしょうか。

  3. 箇条書き項目この作品には、「more large size」のボタンがありません。これ以上アップするとアラがでるのでやめました(笑)。やはり初期の作品には、いろいろと無理があります。

われわれの銀河も、このように見えているのでしょうか。

大変美しい銀河ですね。

造形的に言って、バランス感とアンバランス感が絶妙。変化がありダイナミックな形状をした銀河です。


この世の中で私たちが見ることの出来る物。他者との境界をはっきり持ち、独自の構造を持ち存在しているもの。

本、テレビ、人間、家、ビル、山、地球、太陽、星団、星雲...そして銀河。宇宙の大規模構造はその全容を見ることができないとしたら、銀河は人間が見ることの出来る最大の構造物と言えます。その中でもM101は特大の銀河。私たちの天の川銀河の2倍ほどの大きさを持ちます。

 この画像を見ると銀河の腕部には青い若い星が多く存在し、中心部には赤い年老いた星が集まっているのがよくわかります。典型的銀河の構造です。この何千億という星の中には惑星を持つ物があり、その中には生命を持つものもあるでしょう。この写真の向こう側に沢山の生命があると思うと不思議な気持ちになりますね。もしかしたら、向こうでもこちらを望遠鏡で見ているかもしれません。