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 36week  2001/9/2 〜 9/9

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今週の仕事
9月2日(日)

また、日曜日なのに...です。

先週に引き続いて、今週も日曜、働いています。
先週撮影したCGを大急ぎで作成し、チェックしてもらいました。ほんとなんでこんなに時間がないんだろう。企画を立てたのは何ヶ月も前なんでしょうから、もう少しまともなスケジュールが立てられると思うのですが...。

神楽坂の編集スタジオに入ると、昨夜の新宿歌舞伎町の火事の話で盛り上がっていて、なかなか本題のチェックをしてもらえませんでした。

しかし、悲惨な事故でしたね。火災で死んでしまっただけでもひどいことなのに、あそこに居たことがニュースで流されるなんて...名前付きで。死んでも死にきれないとは、こういう事ですね。

さて、CMのCGチェックですが、これは、きれいな絵が作れるかどうかというレベルではありません。きれいな絵ができれば終わりだったら、こんなに楽なことはないんです。結局、「こういうパターンもいいな。」「いや、こういう方向性もありだな。」という、そんな領域でのチェック。だからもう、何が正しいかなんて、こっちでは判断のしようがない。まあ、そのレベルまで完成度を上げることも、大変ですが、CGの実力があれば出来ること。でも、その先は、僕らには何もできないんですね。

今日のチェックは、そんな領域の話で、僕らはただ、聞いているしかありませんでした。しかしそれでも最後には、どうにか話はまとまり、最終的なゴールが見えてきたというところ。今週水曜日の最終納品に向けて、あとは突っ走るだけです。

 

13:30
Hatさん打ち合わせ
9月4日(火)

この忙しい最中、もうひとつCMのCGの仕事が飛び込んで来ました。昨年やったCGの改訂版を作って欲しいということでしたので、これはやらない訳には行きません。


ハットさんで作ったCGですが、なぜか今年はそれを東北新社さんで作ることになったようで、ちょっと変な感じ。著作権的な問題は話し合いが着いているようですが、きっと監督などはいやな感じなんでしょうね。

CM制作の仕事。本当は、いろいろなプロダクション回りでもして、この分野の仕事の比率を高めたいと思っているのですが、どうもそこまで手が回らない。時間を作らないと...。

 

13:00
東北新社さんで打ち合わせ

19:00
電通テック・山本さん来社

 

9月5日(水)

冷蔵庫のCMがやっと納品できました。納品した際にいろいろありましたが、無事に収めることができました。これで一つ肩の荷がおりた。この仕事をしていて、この納品を終えた瞬間が2番目に喜びを感じる時です。目の前に自分の時間が戻ってくる感じがします。

2番目と書きましたが、一番うれしい時は、仕事の依頼が来た時。しかもそれが以前に仕事をしたクライアントからのものであれば尚うれしい。だってそうですよね。前回の仕事の評価として、「またライブに頼もうか」という結論が出たのですから...。

でも、そんなこと言って安堵感に浸っている余裕は、今の僕にはありません。明日、締め切りの次の作品が待っています。今夜は徹夜作業です。

 

13:00
ハットさん納品

泊まり

 

9月6日(木)

CanonさんのプリンターCGが、本日で最終納品になり、やっと終えることができました。長かったですね。4ヶ月近かったんじゃないでしょうか?

発表前の製品ですので、ここにその内容を書くことは出来ませんが、毎年繰り広げられているEpsonとのプリンターバトルは激しいものがあります。よくもまあ毎年、次々に改良を加えていけるなと思います。発表される新製品を見て、技術者のたゆまない努力にはただただ驚くばかりです。粒状感の低減、よりよいカラー再生能力、インク交換などのユーティリティ面での追求など、さまざまな分野に渡って今年も改良が行われています。

しかし、インクジェットプリンターは、もう行き着くところまで行っているのではないでしょうか?いくら「粒状感がない」といっても、やはり見ればそれは見えますし、「すばらしい色再現性」と謳ったところで、やはりモニターに映し出された色を越えることは出来ない。これ以上を望むのであれば、もう原理を変えるしかないところまで来ているのです。

だから、ここらでまったく原理の違う新しいプリンターを作ったらどうですか?富士フィルムのピクトログラフィーみたいな画質の製品が5万位で出せたら、もうプリンタ市場独り占めですよ...。

 

18:00
電通テックさん納品

 

9月7日(金)

今日は、ディスクリート・3DStudioMAXのユーザー会。忙しいスケジュールをぬって、社員皆で出かけました。

MAXを使い出してからもう4年、このユーザー会に参加するのも4回目になります。CG技術全般にいえることですが、少しづつCGの熱気が冷めてきているような気がします。技術的な進歩があまりないせいでしょうか?OSの進歩と同じように、根本的な変革時期はもうすでに過ぎているのでしょうね。

まあ、逆に言えば成熟期に入った訳で、テクノロジーではなく、クリエイティビティが主役になり、僕らのような映像製作者が主役の時代になったと言えるかもしれません。

しかし、今年は”FinalRender”というひとつ革新的なレンダラーのデモがありました。大域照明モデルを使ったこのレンダラーは、現実の照明で得られる画像をレンダリングしてくれます。何しろ環境マップ(バックグランド)に張った画像からの光を計算します。つまり、環境マップを張るだけで1つのライトも加えることなく、その場の照明による画像が計算されるのです。マジックピクチャーズの千葉さんがデモをされてましたが、ちょうど4年前のこのユーザー会場で千葉さんとラジオシティレンダラーについて話したのを懐かしく思い出しました。

当時、このラジオシティレンダラーは、キネティクスがアメリカのみで発売していた物で、日本では販売されていませんでした。それを、アメリカに住んでいる友人に購入してもらい手に入れました。使い始めると、その計算時間の多大さ、アニメーションに未対応など、さまざまな問題点がわかり、「なるほどこれじゃ日本で売らないわけだ。」と思いました。

それが、今回発表されたFinalRenderには、欠点らしい欠点が見当たりません。スピードも速いし、もちろんアニメーション対応だし、ほんと新しいCGの世界を見せてくれそうなソフトです。さっそくうちでも注文することにしました。...楽しみです。

 

13:30
3dstudio MAX user conference

 

9月9日(日)

Canonさんのプリンターの仕事は、3日前の木曜日に終わりましたが、実は、Canonさん関連の仕事が平行してもう一つ動いています。今日はそのために出社。もう3週間位休みなしで働いています。いいかげん自分の時間が持ちたくなります。でも、仕方ない。この仕事が終わったら...まとめて休みでも取りたい所。でも、難しそうだなー。