2000/4/10 〜 4/30 
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4月30日(日) 前に言っていた日劇プラザのDLPを見に行きました。いや、トイストーリー2を見にいったのだけど...

DLPは噂にたがわずすごい!
 
一番初めにディズニーのロゴ(お城がでるやつ)がでるのだけど、発色が全然違う。フィルムのコマ揺れがまったくない。僕等がCGを作ると時、モニターで見ている色よりも発色が豊かです。ちょっと彩度がきつすぎるくらいのこってりとした色。今までの、フィルム映画に比べれると、2枚位半透明な幕が取れ、クリアになった感じです。考えてみれば、ブラウン管に塗られた蛍光材が光っているわけではないので、あたりまえといえばあたりまえなんですが、本当にきれいな色。
 ただ、解像度は、もう一段上がって欲しい。ピクセル間のボケがまったくないので、ピクセルが見えてしまう場面がいくつかありました。アンチエイリアスをミスっていたのかもしれないけど、もう少し、DLPの画素数が欲しい感じです。


こいつがそのDLP本体です。(後ろの水色ボックスは光源)

この技術は、間違いなく世界を変えるでしょう。
これまで、製作技術はどんどんデジタル化されてきたけど、最終出力時には、アナログに戻っていた。それが、世界で最高のクオリティを要求される”映画”というフィールドにおいて、打ち破られようとしている。映画の配給形態を覆すだろうし、デジタルクリエーターにとって、最高の作品発表のメディアになるのではないでしょうか。

     
左がDLPデバイス。     右が1画素分をアップしたものです。

上左の写真が、DLPの心臓部。この中に180万個のミラーユニットが配置されています。LSIを作るのと同じような技術で、チップ上に向きを変える構造を持った鏡が作られているのです。それが微妙に角度を変えることによって光の明暗を作り、映像になるわけです。実際には、これがRGBの3ユニット分あり、最後に合成されます。つまり、3CCDカメラと逆をやってるわけですね。

最後になりましたが、「トイストーリー2」もよかったです。
前作に比べて、質感の描き方に格段の進歩が見られる。でも、この作品がヒットするのは、なにより、”ハート”があるからでしょうね。

 

4月29日(土) CMのCGの仕上げと、数値地図インポーターの追加作業で、出社しました。

数値地図インポーターの件で、ミックジャパンさんから昨日電話を受けました。「MAXR2.5にも対応して欲しい。」とのことで、「じゃー、2.5用に少しコードを書き直してコンパイルしなおせばすむかなー?」と軽い気持ちで2つ返事をしました。ところが、今日その作業をやってみると、ソフトに新たなバグを発見してしまう始末。

「うわー!どうしよう?」

しかし、夕方にはどうにか全てのバグがとれました。
「じゃーいよいよR2.5対応バージョンを作るか。」と思ったそのとき、大変なことに気付いた。

R2.5のハードウェーキーはすべて返却しているではないか!

コンパイル、リンクはできても、テストすることができないのです。
そんな訳で、今日は、ここまで......ガクッ。

 

4月28日(金) 朝、仙台から会社見学の学生さんが来ました。朝7時半の新幹線だったそうで、ご苦労さまって感じです。

ライブは、ちょうど今、年に一度の昇給の時期。ちょうど野球選手が年棒の交渉をするのに似ています(こっちは、社長が一方的に告げるだけですが...)。

社員の方もどきどきするでしょうが、こっちはそれ以上に気が重い。すごく給料を上げてあげられる人ならまだいいけど、あがらない人などには、どう言ったらいいか困ります。しかし、実力をきちんと評価することがライブのいいところだと思いますので、やってしまいます。ずばっと!
そしてやっとすべてが終わり、肩の荷がおりた感じ。しかし、人を評価して、給料を決めるのは、誰かがいってたけど、一つの芸術かもしれませんね。

 

4月27日(木) 10:00東京発の新幹線で名古屋に向かった。
数日前に通った箱根のターンパイクが新幹線から見えたのに驚いた。

車窓から、今作っているCMのCG用のテクスチャーをデジカメで撮る(もう少しゆっくり走ってくれればいいのに...)。そしてあっという間に名古屋。たったの1時間半。東名高速を車でいったら優に3時間はかかるのに。うたたねをする暇もなかった。名古屋は、ちょうど半年振り。去年F1に行く時、ちょっと寄り道して以来です。

仕事の方は、スムーズに済みました。
内容は、大変面白いのですが、ここにはかけません。秘密を厳守しなければならないので...。

LiVEの社名どおり、リアルタイムCGには積極的に絡んでいきたいと思っています。面白いもので、そう強く念じていると、自然にそれに関係した仕事が増えてくるから不思議。経営方針ってそんなものでしょうか?

 
13:00
Sソフトさんで打ち合わせ

 

4月26日(水) 今日は、金曜日にリリースした数値地図インポーターVer1.5のマニュアル作りで大忙しでした。...でもこれでやっと完全に自分の手を離れそう。

ミックジャパンさんが動いてくれて、日経CGの新製品紹介欄に数値地図インポーターが載るそうです。すでに必要としている人は使ってくれていると思うので、そんなにユーザー数は増えないだろうけど、細かな心配りが少しでも役に立ったら本望だなー。

さて、明日は名古屋へ出張。以前言っていたソフト開発の仕事の件ですが、どういうことになるか行ってみなければわかりません。
しかし、”CG作ったり”、”ソフト作ったり”を1日おきにこなしていると、ちょっと、クラッとめまいがする。歳ってこと?

 

4月25日(火) 朝一で、新しいCMのCG打ち合わせ。こんどのCMは電気自転車。
CGの方もかなりこちらで絵作りができる内容なので、作るのも面白そう。でも、制作費はないんだって...早々と牽制球を投げられました。
その打ち合わせも終わらないうちに、「別件で洗濯機のCMの仕事もあるからね。」予約されてしまってうれしい限り。でも打ち合わせが5月3日だそうで、連休も休めそうにありません。

今日の打ち合わせは復帰したての吉田君といったのだけれど、やはり彼が復帰したおかげで、すこし肩の荷が下りた。

さて...信頼できる相棒は、次のステップに踏み出すことができるだろうか?

 

11:00
Haプロダクションさんで打ち合わせ

 

4月24日(月) 今日は、休みをとったので、ここに書く気はなかったのですが、あまりにも奇麗な虹を見たので、載せてしまいます。


御殿場から高速に乗る頃。この空模様をみよ!


海老名SAについた頃、西の空に夕日


でもまだ雨が降っている


その暗い雲をバックに大きな虹。外側にもう一つの薄い虹がでていた。
こんな虹を見るのは何年ぶりだろう!

 

4月21日(金) 「数値地図インポーターVer1.5」やっと完成!

まだマニュルができていませんが、いよいよリリースです。すでにアップグレードを申し込まれアている人もいるようで、嬉しい限り。
沢山の人に使ってもらえるとうれしいなあ。

さて、今日は、3ヶ月間休暇をとっていた吉田君が出社してきました。これで社員全員がそろったわけで、あらためて人数が増えていたんだと実感。夜は久しぶりに飲み会になりました。

 

10:00
M製薬さんCGチェック

16:00
ミックジャパンさんに「数値地図インポーターVer1.5」リリース

 

4月20日(木) 朝、ソファーで寝ているとものすごい雨の音で起こされる。今日は雨か?

インポータープラグインの残る機能は、メッシュ境界を正確に拡張することと、円錐図法投影を行って、地図のゆがみを補正することだけになりました。まだ、地図のシフト選択部分にもわずかなバグが残っていますが、それはすぐに直るでしょう。

午後は、ライブほぼ全員でデバッグ作業。夜までには、全てのバグをつぶしてリリースできる段階まできました。明日、ミックジャパンさんに持っていく約束をしてるので、是が非でも間に合わせたい。

 

4月19日(水) 「数値地図インポーターVer1.5」のプログラミングに集中してます。それでも金曜のリリースに間に合いそうにないので、今日は泊まりになりました。

 

泊まり
4月18日(火) このコーナーで、何度も紹介しているCult3Dテクノロジーですが、今度、ライブはこれの”Webエージェンシー”になることになりました。
日本代理店のコミュニケーションプランニングさんと今日お会いして、いろいろ話を伺いました。契約書にサインすれば、OKしてくれるとのことですので、すぐに申し込むつもりです。

”Webエージェンシー”とは何かというと、Cult3Dのテクノロジーを使ったコンテンツ制作を請け負い、それを広める立場になることです。そのかわり、自社のWebサイトやCD-ROMなどで、Cult3Dを自由に使えるようになります。通常は、1Webサイト50万円の費用がかかるので、こちらとしては、一石二鳥。ライブの仕事の範囲も広がりますし、リアルタイムCGの可能性を提示することもできるわけで、願ったりかなったり。もうしばらくしたら、ライブのホームページにCult3Dのオブジェクトが登場します。

Hプロダクションさんから電話があり、今、制作しているのとは別のCMの仕事が入りました。連休明けが本編集だそうで、こりゃー休みは?だな。

そんなこんなをこなしながら、今日は、もうすぐリリースする「数値地図インポーターVer1.5」の付加機能をプログラミングしてました。変換した地図の高低差方向にグラデーションマップを割り付ける機能です。その為、今回初めて本格的にMAXのマテリアルクラスと向きあいましたが、とても環境が整っていて、プログラミングはスムーズに進みました。
C++のクラスをブラウズするのは、なれないと頭がスパゲティになりますが、以前、MacAppと散々格闘した経験があるので、割と楽。WindowsのAPIより、MAXのクラスライブラリーを使う方が、とても楽しいです。(でもアクセスできない機能もあるのはどうにかして欲しい...)

 

14:00
コミュニケーションプランニング・武田さん来社
4月17日(月) 朝来てすぐ、A製薬さんの絵コンテの最終仕上げをして、Hプロダクションさんのチェック用CGの手直しをした。わりと余裕で間に合った。

CG制作には、明らかに2面性があると思う。これをごっちゃにして考えるからいろいろ問題が出るのではないか?
自分も実際の制作をするときには、常にこの2つを頭のすみっこに置いて、「今、自分はどっちの作業をしているのか」を、明確に意識しながら作業をしている。

@プログラマー的な素質を必要とする部分

コンピューターというテクノロジーの上に成り立っている以上、どんな手段でどうすれば目的のイメージを作り出せるかを考える必要がある。「ポリゴンで処理するか、メタボールでやるか」、「あのパーティクルをここに置けば、思ったような動きをしてくれるはず」とか、「パスアニメーションが最適」とか、「この形態にはロフト機能がぴったり」とか....。手段(テクノロジー)を考え、それをどう結びつければ、所定の効果が得られるかを知っていること、さらに、それをもとに新しい使い方を自分で工夫できる力が必要だ。また、ぞくぞくと開発される最新のテクニックに敏感である必要がある。データの流れを作ることにおいてプログラミングと非常に共通性がある。CGをやっている人で「僕(私)は、プログラミングなんてできないから...」と軽軽しく言う人がいるが、あれは大きな間違い。CGを作っているということは、知らず知らずのうちにプログラミングしていることに他ならない。

Aデザインセンス、感性を必要とする部分

ここでは、テクニックや、新技術の最新動向などはまったく関係ない。いやそんなことを考えてはいけない。物作りの原点を見つめ、テクノロジーによって作られる表現を”自分の個性だ!”なんて、勘違いすることなく、あくまで自分のイメージを貫く姿勢が必要だ。絵を描くこととまったく同じ資質が要求されると思う。

 

16:30
A製薬さんで絵コンテの打ち合わせ

18:00
HプロダクションさんでCGチェック

 

4月15日(土) 土曜なので、12時ごろゆっくり出社した。

そして、昼から怒涛のように働く。電話もかかってこないので、非常に能率が上がる。CGのレンダリングも5台のレンダリングサーバーで計算するので、ほんの30分で終わってしまった。そのおかげで、思いのほか早く(夜8時には)無事に終了しました。

余裕があるというのはいいもので、帰り道にちょっとした遊びを思いつきました。
そんなたいしたことではないんですが、先日買ったデジカメを使って、夜の景色を撮ってみたんです。


暗い景色をデジカメで撮ると面白い。
結果がすぐ液晶で見れるから...

デジカメは、暗いと自動的にスローシャッターになるので、道を走ってくるトラックを撮ると、ヘッドライトがぶれて面白い効果を出すんですね。
...で、ここまでなら普通ですが、
「それじゃ、デジカメを振り回しながら撮ったら面白いんじゃないの?」と思ったわけです。

 

どうです?結構いけるでしょ。撮ってる本人はちょっとしたパフォーマーになった気分。もっと、いろいろアイデアを出せば、面白い絵が作れるんじゃないかな?デジカメをお持ちの方は、ぜひ試してみてください。(いい絵ができたら見せてね。)

 

4月14日(金) 月曜日にチェックが2つ重なっているので、非常に忙しい。
昨日のA製薬さんの絵コンテと、HプロダクションさんのCMチェック。午前中は絵コンテを描いたが、8コマしか進まなかった。午後からHプロダクションさんのCG。いつもどおり、夜11時までの作業。

しかし、なんでもそうだと思うが、妥協しないで一生懸命にやると面白い。
かの黒澤 明が生前に、「どんなに小さなことでも一生懸命やりなさい。そしたら面白くなるから...。」といってたそうですが、本当にその通り。

絵も、CGも最高に面白いなー。

 

4月13日(木) 前にも書きましたが、A製薬さんの”銀河系から地球まで〜”のCG絵コンテを、D社さんに見せに行きました。

ご存知、D社さんが入っている聖路加ビルですが、やっぱり立派。どんな仕事やったらこんなビルに入れるようになるんだろう。

今のライブの事務所も気にいってはいるんですが、僕には”夢の事務所像”が2つあります。一つは山の中の静かな事務所(鳥の声を聞きながら仕事できたらなー)。もう一つは、東京湾全体を望めるような湾岸地帯の高層ビル事務所です。この2つ目の夢の事務所像に、ここはぴったりだなー。

約束の10時にお伺いしたら、Iさんは”局うち”の最中。どこでどうまちがえたのか、約束は11時からになっていました。電話で、僕が聞き間違えたみたいです。テックのTさんは11時にならないとこないので、1時間、2階のロビーで待つハメに...。

 
結局、パソコンタイム。(今日の制作日誌、実はココで書きました)

11時近くなると、Tさんから携帯に電話が入り、30分ほど遅れるとのこと。結局1時間半待ちました。
しかし、その後の打ち合わせは、絵コンテの受けもよく、無事に済ませることができてよかったです。自分でもなかなか面白い作品になる手ごたえを感じているので、早く制作にとりかかりたいですね。


絵コンテの一コマ.銀河の中で「新星が誕生する図」です。

午後からは、HプロダクションさんのクリアCMの制作。月曜日がアニメーションのチェック日なので、急がないといけない。制作途中のCGをお見せしたいところですが、残念ながら見せられません。いろいろな制約で...。
結構、重いデータなんですが、先日導入したPenIII750Mhzx2のマシンのおかげで快適に作業できてます。GloliaIIも最高です。

 

10:00
D社・Iさん、DT社・Tさんと打ち合わせ

 

 

4月12日(水) 鎌田さん。見てますか?お約束どおり、全部書いてしまいますよ(笑)。

昨日に引き続き、また懐かしい人が来ました。
フォトロンの鎌田さんという方で、初めてあったのは、SONYの内覧会だったかなー?(Macintoshのビデオボードを売っていましたよね)
字は違うんですが、名前が同じ”ひろみつ”だったので、妙に覚えてしまったんですよね。その後、大沢商会で、やたら元気があるデモをやられているのを見たり、本当に印象深い方です。

今日は、”ラティス・テクノロジー”という3Dデータ形状保持の新しい方法を紹介に来てくれました。”ラティス・テクノロジー”って知ってますか?複雑な形状を非常に少ないデータで再現する技術らしいです。ウェブで3Dデータを送る技術として最近よく耳にしますよね。

”ラティスデザイナー”というモデラーを貰ったので、ちょっと試して見ようと思います。

 

15:00
フォトロン・鎌田さん来社

 

4月11日(火) 今日は、かなり懐かしい人が来社しました。
理経の長谷川さんという人で、以前僕がE&SのPS300(高級なグラフィックターミナルマシン)を使っている時に、ハードウェア-の面倒を見てもらった方です。その当時のマシンはLSIなどはあまり使われておらず、ものすごくデカイ基盤に、ICが一杯詰まった評価用ボードみたいなものでしたから、信頼性は低く、1ヶ月に一度は基盤交換をしていたと思います。仕事が押し迫ってくると必ず壊れ、昼夜を問わない交換作業によく付き合っていただきました。

この長谷川さんからとても面白い仕事の話をいただきました。
残念ながら内容については、ここには書けないのですが、自分でも、ものすごく興味があることなので、採算度外視してでもやりたい位です。


FUJIFILM FinePix  1500
(ちなみにごの画像はVAIO C1で撮りました)

自分所有のデジタルグッズがまた一つ増えました。...デジタルカメラですが。
自分専用の物を持っていなかったので、いろいろ物色していたのですが、最終的にはこのFUJIFILMのFinePix1500(150万画素機)になりました。
筐体が薄いこと。デザイン。動作のスピード。画質。これらを満足させるものは、これしかありませんでした。目的がWebに使う画像なので、150万画素もあれば十分ですし、最新機種ではない分、値段も安いです。
起動時間も早いし、640x480ピクセルのモードなら、撮影間隔もまったく問題ありません(1秒以下)。唯一の弱点はインターフェースがUSBではなく、RS232Cだということですが、スマートメディアを挿せるPCカードを使う事で、問題は解決。

これで、このページに載せる画像を気軽に撮れるようになりました。

 

18:00
理経・長谷川さん来社

 

4月10日(月) LiVE-MOViEの字コンテ、第1稿を書き上げたので、みんなに見てもらった(ちなみに、原案、台本、監督は、私がやることになってます)。台本書くなんて素人だからね。怖いですよ...こういうの。まさに審判を受ける感じ。

みんなから出た意見は、おおむね良好だったけど、今ひとつ決め手にかけるかも?というのが、大方の意見。

「ストーリーを作り過ぎない方がいい。」
「見た人が考える余地があった方がいい。」
「わかりやすい中に深みが欲しい。」
「自己満足だけの映像にならないように。」

とか、いろいろな意見があったが、ただひとつ言えるのは、”ハートのある作品にしたい”ということ。この作品を見て、忘れていた何かが心に蘇れば大成功だなーと思いました。

では、さっそく第2稿にとりかかります。

 

14:00
B制作プロダクション・SIさん、Tuさん来社