天文台建築記録

はじめに

「天文台を作ったはいいが、果たして行った時に晴れるのか?」

誰かが言ったこの一言で、インターネット天文台への道は始まりました...

望遠鏡

主望遠鏡は、広い視野にわたって良好な画像が得られるRCOS社のリッチークレチャン望遠鏡を選択しました。焦点距離が2880mmもあるため...

架台

十分な精度を持った固定型の赤道儀であること。子午線通過問題のないフォーク式であることを条件とした結果...

CCD,AO-L&MOAG

言わずと知れたSBIGのリサーチグレードカメラ(35mmフルサイズ)を使っています。なにしろ世界的に見て一番スタンダードな冷却CCD...

フラット

フラット画像は、当初、夕暮れ時や夜明け前の薄明時にスカイフラットを撮っていました。しかし、最適な空の明るさは30分ほどしかなく...

クラウドセンサー

リモート天文台として、このセンサーは非常に重要な役割をになっています。雨などから大切な機器を守るためには、雨を感知してからシャッターを閉めたのでは...

監視カメラ

天文台内部と望遠鏡に同架する形で監視用のビデオカメラを設置しています。どんなにセンサーがあったとしても壊れる可能性はあるわけですから...

電源

リモート天文台をコントロールしているコンピューターを含め、全ての器機の電源をインターネットを通してコントロールする機器です...

はじめに

下図が天文台の全てのシステムのフローチャートです。RCOSのエリアは望遠鏡のフォーカス、接眼部ローテーター、温度管理...

撮影計画(SDB)

星居天文台で撮影する対象は、全てのひとつのデータベースに登録されます。データベースというと大げさですが...

撮影(SOC)

その場で撮影内容の指定を行い、撮影から、そのフラットフレーム、画像のキャリブレーション、コンバインまでを自動で行います...

ACP

ACPは、星居天文台の自動化を行うための要となっているソフトウェアーです。大変優れた拡張性を持つソフト...

NEWS

架台とドームは、スカイグローブさんのNEWSというシステムでコントロールされています...

NewsDome

NEWSのコントロールソフトウェアーは、当然のことながらASCOMに対応していません。架台コントロールに関しては...

TCC

TCCは、RCOS望遠鏡の3つのパートを統合してコントロールします。主鏡副鏡の温度管理、2次鏡の移動によるフォーカシング...

モニター&プリンター

撮影した画像、及び画像処理し完成した画像は、外付けハードディスク(バッファロー・HD-QSU2)に保存しています...